2013年12月27日金曜日

「 ある、クリスマスの後の出来事 」



クリスマスは終わったけど、
わたしはサンタさんを呼び出した。




「サンタさん、わたし…どうしても欲しいものがあるの…」

「なんじゃ、わしはもう年越しモードじゃぞ」



「私の頭の中に、intelを入れて欲しいの」

「intelかぁ…」

「そういえば…、はるか1億年の未来で、そんなことを言う子供がおったな。
 その子はこう言ったんだ “みんなはお金持ちだから、頭にintelが入れられる。
 でもぼくは、貧乏だから…みんなにばかにされるんだ” 」


「わしはその子にこう言ってやったんじゃ
   “じゃぁみんなもintelを抜いたらばかなんじゃろな”」


「頭を機械にしてしまったら、それは人間ではない、機械だ」
「機械が創った世界は、もはや人の住む場所ではなかったぞ」
「人間の頭で考えるのじゃ、お前は人間が住む世界に生きているのだから」



「サンタさん、あなたもしかして… かみさ… 」



サンタさんはその瞬間消えてしまった。




クリスマスの夜に、
サンタに扮した神様が紛れていることをご存知ですか?


プレゼントがなくてもがっかりしないで。

あなたの枕元にも来ていたかもしれません。

何か聞こえませんでしたか?





きっと、この話を
知っている人は少ないでしょう。

なぜなら、
私が今考えた話だから。





* * * * * *

2013年12月20日金曜日

「 音痴 」


近頃わたしは、音痴だ

もともと音痴だったのかもしれないけど

じゃーさらに、音痴だ


専門的な言葉は分からないのだけど、
自分の知っている言葉を並べて説明するとこうだ

歌を歌っていて、
音が微妙に外れていた箇所から
音低がその音低にずれる そしてさらに
元の音低に戻ったりと それを繰り返している

そして、ずれた音低はビブラートや癖っぽく歌うことでごまかされる



小学生の時、ドリカムが好きで
カセットテープを何度も何度も聞いた

あの時は、耳で覚えて
とにかく気が済むまで歌い続けた

きっと、あんだけ歌っていたのだから
上手かったに違いない

今でも、歌詞も覚えているし歌える どの辺の音かもイメージ出来るけど
音をだす機関が古ぼけてしまい 前のようには歌えない

使わないと狂ってしまう楽器と同じだ





最近、頭を使っていないので
こちらもそろそろ狂ってしまうかもしれない

手遅れになる前に、油を買いに行こう


* * * * *

「 本当の味 」


ナシゴレンの本当の味は知らない
人が食べているのを見たら自分も食べたくなったので
レシピも見ないでイメージだけで作ってみた


ナシゴレンのイメージは、
スパイシーなご飯でドライカレーみたいな感じで
上に半熟の目玉焼きがのってるやつでしょ
レタスとカリフラワーも乗っけちゃって
カリフラワーの上には赤いマヨネーズもつけちゃうぜ


出来上がったものは、
ドライカレーとロコモコのハーフのようだった
味はまぁまぁ良い 私の中ではナシゴレン




しかし、実際に本物を食べて見ないと分からない
さらに、知るためには食べ比べてみないと分からない

私のイメージは曖昧でとてもいい加減





本物を食べてみたら、その違いに打ちのめされるのだろうか
そして、私の作り出したドライカレーとロコモコのハーフは
もう作れなくなるだろうか



イメージあって、本当を知って
それが打ちのめされて、イメージが変わる



私の頭の中のほとんどは思い込みで出来ている
そして自分が創り出した世界の中で生きている
それはとても曖昧でいい加減

時間が経つとその世界がどんどん
狭くなっていくように感じる


だから、イメージが打ちのめされると
また一つ違う世界が広がるから
楽しくなって 嬉しくなる


全てを知らなくてもいいと思っていて
思い込みでもいいと思う


ただ、
本当を知った時だけは
素直な自分でもう一度
イメージし直せたらいいなと思う

いつまでも


* * * * *

2013年12月19日木曜日

「 恋に似た気持ち 」


ある日、そこを通りかかった時
そこへ立てられていたのぼり旗に目が釘付けになった

のぼり旗を呆然と眺めながら、ある感情を思い出していた
前に強く心の中で想った気持ち、そしてそれが
再び沸き上がってくるのが分かった


きっかけは確か、
ネットでコーン軍艦を調べていた時だ
コーン軍艦 コーン軍艦 カニ軍艦も美味しそうだな
青柳軍艦もうっまそうだな 白子軍艦…


えっ 白子軍艦?

そんなものが、この世に存在するの?


白子が特別好きという訳ではないけど、
その衝撃は一目惚れに近い心の揺らぎだった
きっと、白子軍艦はクリーミーに口の中でとろけ
ご飯とのりと醤油とで絶妙なハーモニーを体感させてくれるに違いない

食べたくて食べたくて仕方なくなった
そして毎晩ヤフーの画像検索で白子軍艦を眺めていた



そこまで高いものではないので
どうしても食べたければ食べれたはず
でも、どうしてだか踏み込めないでいた

そして次第に白子の旬は過ぎ
チャンスを逃してしまったのだ



そして再び、白子軍艦への思いが蘇った
あの時と変わらない気持ち、まだ忘れていなかった

この気持ち、
冷めないでじっと我慢をして
待ってくれて ありがとう





週末、食べに行こう

今、そう心に誓う



白子軍艦を食べたら

世界が少し 変わるかも知れない




* * * * *

2013年12月17日火曜日

「 年末 」

年末は一年の中で一番好きな月かもしれない。

今年、どんなにイケてない一年だったとしても、
12月いっぱいで今年は終わり、来月から新しい年が始まる。
それが、イケてない時に関わらず、イケてる一年だったとしても、節目は大事だ。

もしも1年が12ヶ月という括りなく、
だらだらと「今年は、この世に生まれて384ヶ月目だね」
なんてことになったら、99から100に変わる時は
節目っぽいけど、300も400もあまり変わらない気がする。


わたしは、何かを始めるとき、だいたい目標と期限を決める。
期限があるとだいたい頑張れるんだけど、
今年の自分は期限に頼り過ぎてがんばれていなかった気がする。


残された時間で反省会をしよう。
来年も、残念なヤツにならないように、反省会しよう。

誰だって、新しい年の始まりは、
今年もいい年になりますようにって思っていると思う。


そういう事が出来るから年末年始って好き。
























* * * * *

「 ツリース 」






















来年も実りのある一年になりますように。



* * * * *

2013年12月10日火曜日

「 おせち料理 」


うちのおせち料理は、
全く豪勢ではなかった。



お正月、もう昼に近い時間に起きると、
母が「おそよー(おはよー)」と言った。

「お雑煮食べたいでしょ おもちなんこ?」と母が聞く。
「2個」と私は言う。

母がすぐにもちを焼く。


お雑煮を待っている間に、
おせちが運ばれ、段に分かれた重箱を並べてくれる。

うちのおせちは全部母の手作りだった。
買ってくるものは一つもない。
私にはいつものごはんと一緒に見えたけど。



母はそれぞれの意味を超簡単に説明する。

「黒豆は、まめに働くとか、うんそうね
 昆布巻きは、よろこぶとか、数の子は、子宝に恵まれるとか
 田作りとかれんこんとかきんとんとか、(きんぴら…煮物…)
 それぞれ色々意味が込められてるのよ、作るの大変だったんだから〜」




自分が料理をするようになってから、
おせちの用意が大変だということが本当に分かった。
あれだけの種類を、何日も前から仕込むのはとても体力のいること。
きんとんも伊達巻きも昆布巻きも手間がかかる。

子供の頃、田作りの煮干しのはらわたを取る手伝いをした。
隣で兄が、伊達巻きのはんぺんをすりつぶしていた。
松前漬けを姉がつまみ食いしていた。



家族が家を出ていく度に、母は
「もう食べる人も少ないからおせち作んなくていいわよね?」と聞いてきた。
それでも、私が家にいる間は段の少なくなったおせちを作ってくれた。


昔は正月の三が日はお店が閉まっていて、
保存食の意味合いもあったおせち料理だけど
今はどこも開いていて、まるでいつもと変わらない。
おせちを食べない家庭も増えているみたい。


子孫繁栄
豊年豊作
無病息災


クリスマスより身近に感じるお正月。
今年から少しづつ、
おせち料理が作れるようになりたいと思っている。


* * * * *

2013年12月4日水曜日

「 いいティブ 」






















今年の参議院選挙の際に、自分の知っている有名な党以外に、
色んな党があることを改めて知りました。

そこで、自分がもし党首になって
新党を立ち上げるとしたら、なんて名前にしようかと考えました。
そして出てきたのが「どうでもいいことをしよう党」でした。

今でもこの党は、私の中でときどき活動しています。


最近考えたことは、


ポジティブを いいティブ と呼ぶことにして、
ネガティブを 悪ティブ って呼んだらどうかなと思いました。

それぞれの意味は、
 ●いいティブ:[前向き、どうでもいい]
 ●悪 ティブ:[悪い方に考え過ぎ、悪い事に関して行動力がある]


これを考えたいきさつは、
ポジティブという言葉も、ネガティブという言葉も
わたしが飽きてしまったためです。

でも実を言うと、いいティブが先に思いついて、
何となくしっくり来て、意味と考えたいきさつを後付けしました。



果たして、これが世の中にどんな影響を及ぼすのでしょうか。

きっと、誰もがこう言うでしょう。



「ど〜〜でもいーーー」


そういって頂けたら、私の狙い通りです。








転がったガムテープが、
帽子のポンポンにハマったので添付します。


* * * * *

2013年12月2日月曜日

「 寝るっぺちゃん 」


ある日から、私は寝る前
寝るっぺちゃんとつぶやくようになりました。

寝るっぺちゃんが生まれた過程は、
寝よう→寝るっぺ→寝るっぺちゃんといった形で変化し、
生まれたのだと思います。
寝るっぺちゃんと言うと気持ち良く、とても気に入っています。
そして、他の言葉にも○○っぺちゃんを付けて遊んでいます。



○○っぺちゃんを気持ち良く使うには、
ある法則があるということに気が付きました。

まず、気持ちのよくない使い方はこちらです。

・起きたっぺちゃん
・食べたっぺちゃん
・おつかれっぺちゃん
・悩んでるっぺちゃん
・落ち込んでるっぺちゃん
・難しいっぺちゃん


そして、気持ちのいい使い方は、

・寝るっぺちゃん
・起きるっぺちゃん
・お腹空いたっぺちゃん
・出るっぺちゃん(電話とかに)
・上がるっぺちゃん




お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、
○○っぺちゃんの気持ちのいい使い方は、
動作する前の動詞に付けるのがいいみたいです。
そして、その動詞は、予想出来ないものではなく
自覚と密かな余裕も必要とされるのです。


〈NGな使い方はこちら〉

・こけるっぺちゃん  ×NG
     →予想出来ない、余裕がない

・気持ち悪いっぺちゃん  ×NG
    →動作する前じゃないし余裕もないだろ

・キレるっぺちゃん
    →キレる前に言えたらキレないですむかも






話は変わりまして、
他にも密かなマイブームの言葉があります。


子供向けの本にこんな言葉が書かれていました。
「知識や知恵がない人は、愚人だ」

これを読んで、まさに 私=愚人 だ!と自覚しました。

どこかで使うチャンスはないかと、
私の身体の中で愚人は待機しております。
まだ発せるチャンスがありません。



これが私が常日頃からやっている言葉遊びです。


*  *  *  *  *  *

2013年11月25日月曜日

「 日 記 」


小学生の時に「見つけたよ」という日記の宿題があった。
今日一日の中で何か発見したことがあったら
それを日記として書く、というような内容だった。

大人になってからそれを読み返したことがあった。




そこには、

 家の中でボタンを見つけたよ
 そのボタンには、まだ紐がついていて
 取れたてだったよ





みたいな内容が書かれていた。
本来なら絵を描くスペースに、
そのボタンは貼られていた。


この文章から、自分の適当で不真面目な人間性が伝わってくる。
先生の意図に全く興味を示していない自分を残念に思った。




そんな幼少期を経て、ある時期から
自分にとっての日記の存在は変わった。


二十歳の頃のとっても悩み、病んでいた時代に
私は手帳に自分に対するグチのようなものを書いていた。

自分に対するグチとは、自分のここが嫌だ、とか
なんであんなことを言っちゃったんだ、という感じの内容だった。

それを書き留めることには理由があった。


はじめは自分のことを嫌だ嫌いだと言っていたけど、
だんだん、嫌だと言いながら生きて行くのがいやになった。
嫌なら直そう。どんだけ時間がかかってもいい、
嫌嫌言いながら生きる方がよっぽど嫌だ。

そう思い、自分の嫌いなところ、直したいところを
それらが浮上したときに片っ端から書き留めていった。



決して、気持ちは前向きではなかった。

あの頃は、書き留めることがいっぱいあって大変だった。



それら嫌の全部を克服したかどうかは分からない、
今はもうほとんど忘れてしまった。
書き留めたものも、どこかのタイミングで破って捨てた。
読み返して楽しむものでもないので。



そんな暗黒日記時代を乗り越え、
書くということがわりと習慣になっていた。
毎日今日の出来事を書く、という日記とは違うけど、
何か心に残ったことひっかかったことは書き留めるようになっていた。




現在、このブログは将来のために書いているのだけど、
日記だとは思っておらず、自分で読み返すことも滅多にない。

でも、漫画を描くようになってから、何でもメモする習慣がついた。
思いついたこと、心にひっかかった言葉、歩いていて目についたワンシーン。
それらをノートやスケッチブックや紙切れに言葉や絵で描いている。

これが読み返すと とても面白い。

漫画を描き始めてから、身の周りの何でもないことを
とても豊かに受け止められるようになったのが分かる。





小学生の時の宿題だった「見つけたよ」だけど、
あれから20年以上経ってやっとわたしは「見つけた」よ。

せんせー!

わたし、
わたしが見つけたかったもの

見ーつーけーたーよーーーん!!



* * * * *

2013年11月19日火曜日

「 ホームページのブログのアイコンについて 」













私のホームページはとっても分かりづらくて見づらいと評判です。
何となく、ブログのアイコンを変えることにしました。
小さくて、真ん中のへびの目が見えなかったのでこちらにのせました。

このブログ、あまり人気がないので
今年いっぱいで閉店しようと思ってます。

でも、アイコン変えたら人気出たりして!


 そしたらうれピーマン!
   〜淡い期待を抱いて〜



* * * * *

「 頭の中の自分と会話した 」


先日生まれて初めて、コーチングをしてもらいました。

自分が知っているコーチングについての知識は、
昔コーチングって一体何だろうと思い、少しだけ調べたという程度でした。



それはある日突然のことでした。

「わたし、コーチングを勉強しているの、実験台になっていただけない?」
という感じで声をかけられました。
その人のことは、以前から知っていて、少しだけ一緒に仕事をしたことがあり、
バランスのいい人だなーと思っていた方でした。


「何を話したいか考えといてねっ」と言われ、
少し時間を頂いていたのですが、突然だったこともあり
心の準備はできていなかったと思います。


コーチングの時間は45分くらいだったのですが、
振り返ってみると、ずっと自分と会話をしていました。


まるで自分の頭の中に入って、
自分と自分と自分と会話をしているみたいでした。


これは、いつも自分の頭の中でやっていること。
でもそれとは大きく違う点があり、コーチ(と呼ぶのか分からないけど)
がいることで考えが堂々巡りで終わりません。

これから自分が行動に移さなければ、
このコーチングの意味は存在しないと私は考えます。
だからまだ何とも言えないけど、勇気が沸きました。





コーチへ
コーチングを受け、自分のしらない引き出しをノックされた気がしました。
一人では出来ないけど、一人でなければ出来る気がします。


一人じゃ出来ないけど、一人じゃなければ
夢が莫大に広がる予感がしました。


* * * * *

2013年11月13日水曜日

「 有吉 」



むかし知人にいただいた、手のひらサイズのノートに
毎日の中で感じた大事なことをメモしている。


それを読み返していたら、紙が一枚挟まっていて、


 有吉が人気があるのは、
 ヒッチハイクをしたからではなく

 今もヒッチハイクのような
 人生を送っているからだ!!!


と書いてあった。


私が書いたのだけど、
今も彼の事をそう思っている。


* * * * *

「 もんもんとした日のあそび方 」


新聞や雑誌、自分がメモした
スケッチブックに書かれている言葉の中で、

テンションが上がるものに○をつける。

お気に入りの蛍光ペンで。



* * * * *

2013年11月11日月曜日

「 パンツ 」


新年は新しいパンツで迎えたい、
そう思って生きてきました。

しかし、ここ何年、
貧乏過ぎて新しいパンツが買えませんでした。
パンツを買うよりも、家賃や光熱費、年金、保健、ケータイ、ネット代など
優先的に払わなければはならないものがあったので。


でも、汚いパンツを履いて生きることは、
気分が上がらないので、運気や金運を逃しているのではないか…
と思えてきたのでした。



だもんで、新年に向け、新しいパンツを買いました。


来年からどんどん運気をあげて行きたいと思います。


汚いパンツは捨てよう
と思ったら、
全部汚いパンツでした。




年末の忘年会や大掃除に、新しいパンツはいかがですか?


キラ キラ キラ



* * * * *

「 毛玉 」

ついに、毛玉取り機を買った。

安いのだったら、300円位で買えるけど
2,000円の一番いいやつを買った。


「毛玉すごいね」って言われたあの日、初めて毛玉を意識した。
うちには毛玉取り機がなかった。その存在を知り、
幼いながらも感動したことを鮮明に覚えている。
私の着ていた服一面に広がる毛玉は、
ひげ剃りのような機械に吸い取られていった。



なぜ、これまで、そんなに高くない毛玉取り器を買わなかったのか。
ふと考えてみると、むかし一度電気屋さんに買いに行ったことがあった。

その日、ぐるぐると店内を回り、
ドライヤー、美容関係の売り場、電池が置いてある付近など、
置いてありそうな場所を一通り探したけど見つからなかった。

店員さんに聞こうかと思ったけど、
恥ずかしかったのか、聞くほどのものでもないと思ったのか聞かずに帰った。


あれからだいぶい時も経ち、毛玉取り器のことをすっかり忘れていた。
毛玉が出来た服は室内用で着ることにしていた。


しかし先日、去年買ったお気に入りのセーターを着ようと思ったら
全体が毛玉に覆われていた。

でも、他に着たい服がなかったので、とりあえずコロコロをして出かけた。
室内では気がつかなかったけど、外の光に当たると
毛玉のハンパない量を目の当たりにした。特に袖と腕と裾あたり。

その日、明るい場所では、上半身をショールで隠すようにして歩いた。
暑いデパートの中も汗をかきながら、そうした。




その夜、心の中で強く思った。

“毛玉取り機が欲しい” “毛玉取り機が欲しい”

毛玉が吸い取られていくのを初めてみたあの日を再び思い出した。

“毛玉取り機が欲しい”



そして遂に私は、念願の毛玉取り機を手に入れた。
店員さんに、「毛玉取り機」はどこですか?と聞いて。

それは、掃除機売り場にあった。

「ここにいたのね」

感動して涙がでた。


そして、家に帰りお気に入りのセーターの毛玉を吸い取ったとさ。



でめたし めでたし




* * * * *

2013年11月4日月曜日

「 さようなら2013年 」


11月になったので、
少しづつ今年とお別れをしていく。

やり残した事はないかな。
今年の自分はどうだったかな。
来年の目標はどうしようかな。

じっと耳を澄ませて来年の方角を定める。
だんだんと見えてくるものがあるので
それに備えて、あと二ヶ月を過ごす。



* * * * *

2013年11月2日土曜日

「 傘 」


幼稚園の頃、雨の日にカッパを着るのが嫌だった。
夏は蒸れて身体に貼り付き気持ち悪いし、
濡れたカッパを干すのもとにかく面倒くさかった。

小学校に上がりカッパを着なくても良くなった。
傘はうれしかったけど、折りたたみ傘はなるべく使いたくなかった。
遠足の時などは、折りたたみ傘になってしまう。
折りたたみ傘を、なぜかダサいと思っていた。
おじさんが使うものだと思っていた。

中学校に上がり、ビニール傘に憧れた。
ビニール傘を持っている子がかっこ良く見えた。

高校生からバイトをするようになり、
自分でビニール傘を買えるようになった。
ビニール傘は良くなくす。
そして良く盗まれ、すぐ壊れる。


専門学生になり、雨が降ればビニール傘を買えばいい
という考え方が変わってきた。
使い捨ての考え方に疑問を抱いた。
勿体ないと思った。

お気に入りの傘を1本買って大事に使おうと思った。
お気に入りの傘を探すのは楽しかった。
お気に入りの傘にはなかなか出会えなかった。


ある日、お気に入りの傘に出会えた。
お気に入りの傘はオレンジ色で、持つ手が竹みたいなので出来ていた。
折りたたみ傘じゃないのに、袋がついていて、そこも気に入った。
お気に入りの傘一代目は、大事に使っていたけど、
最終的に竹の部分が抜けてしまってお別れした。
お気に入りだったので、ショックも大きかった。
今でも時々その姿を思い出し、またそんな傘を使いたいなと思う。


二代目の傘は買ってすぐに電車に忘れてしまいお別れした。
三代目の傘はついさっきまでそこにあったのに神隠しにあったみたく消えた。



お気に入りの傘を失うのが辛くなった。





そして、どうでもいい傘を買うことにした。
どうでもいい傘を買って4年経つ。
どうでもいい傘は、なくならないし、壊れないし、盗まれない。




どうでもいい傘を使っていて感じたことは、
お気に入りの傘を持ち歩いていた時の喜びが今は全くないなということ。


このどうでもいい傘が壊れない限り、
私は次の傘が買えない。

それまでに決めておこう、
持ち歩く喜びはあるけど失う辛さもある傘を取るか、
失う辛さはないけど、持ち歩く喜びもない傘かを。



* * * * *

2013年10月30日水曜日

「 座右の目 」


座右の目は?

と聞かれて、自分にぴったりの言葉が見つからない。

でもいつも思っていることは、「勉強」の二文字。


勉強が大嫌いで大嫌い大嫌い 勉強大嫌い
と思いすぎて、常に勉強を意識している自分がいた。


でも、“一生勉強”みたいな言葉が嫌い。
“勉強”って言われるだけで、やる気がうせる。


でも勉強大嫌いって言ってると、
だんだんと勉強のことが気になってくる。

だから嫌い嫌いって言いながらやっていたい。


めんどくさい、と言いながら、
めんどくさいことをちゃんとやっているあの人のように。


* * * *  *

「 さかな 」











阿佐ヶ谷のライブハウス、ネクストサンデーさんの
8周年イベント用フラッシュを作らせていただきました。




NextSunday 8th Annniversary 特設サイト
http://nextsunday.jp/8shunen


* * * * *

2013年10月25日金曜日

「 ろゔぇ 」


今週はずっと、縫い物をしている。

フェルトと針と糸とずっと向き合っていると、

























こうなっているのが、

























こうなったりするのが、ろゔぇ。



ろゔぇってのは “かな” で打ったときのらぶ。



* * * * *

「 クッキーとピーナツパン 」

今はテレビのない生活をしているけど、テレビは大好き。
見たいな〜ってよく思ってます。


昔見たお笑いで、心に残っているコントがあります。
うろ覚えだったのだけど、Youtubeで調べたら出てきました。



そのコントは記憶の中で「鼻がとれるやつ」として残っていました。
今の自分が見て、昔のように笑えるか不安だったのですが、
やっぱり最高で大好きでした。


クッキーのくだりと、ピーナツパンのくだりがたまらない。


こういうパロディーは、今はネットなどで叩かれてしまうのかもしれないけど。
ごめんなさい、大好きです。




よろしければ、どうぞ。

ワンナイR&R ゴリケルジャクソンの真実。
http://www.youtube.com/watch?v=H5wpsn9ezNg






話は全く変わり、
ポールマッカートニーとオノ・ヨーコが和解したという記事を読みました。
お二人のことは詳しく知らないけど、
このニュースはとてもいいニュースだなと思いました。

不仲だったことをうやむやにしなかった。
きっとたくさんの時間をかけて悩んだり考えたりしたんだと思う。
お互いが、互いに相手の気持ちに寄り添えたこと。
時が解決してくれる、とは、時に任せることではなく、
時間をかけて悩んだから解決できたということ。


もっとたくさんたくさんの困難があったんだと思う。
道徳の教科書になるくらい、勉強になる記事だった。



* * * * *

2013年10月24日木曜日

「 19才のわたし vol.3 」






















空回りと言えば、10代後半の空回りしていた頃、
初めて献血に行ったら、貧血になって、点滴してもらった思い出がある。

それから一度も献血に行ってない。



* * * * *

「 晴れ女 」


私は、晴れ女だ。
大事な日は必ず晴れる。

でも、空回りしているときは雨女だった。

ある、空回りしていた時期に、
ふと思い立って、伊勢神宮に行こうと思った。

たしか土曜日で、当日ビジネスホテルをとり、
そんなに早くもない時間に家を出た。


多分新横浜から新幹線に乗って名古屋に出て、
特急だか快速だかに乗った。
外はどんよりとした空模様だった。
伊勢神宮を回るのは次の日だったので、
ホテルに着き、明日には晴れていることを願って寝た。

翌日、外は大雨だった。
折りたたみ傘を持っていたが、
ちょっと歩いただけで靴も身体もびしょびしょだった。

それでも歩きで、内宮から外宮まで歩いた。
外宮についた頃、身体は芯まで冷えていた。
そのためか、伊勢神宮の良さが全く分からなかった。
心が荒みすぎて、パワースポットから何かを受け取れる隙もなかった。
大きな樹の道を歩いて、自然のエネルギーに癒されるはずが、何も感じなかった。
せっかくだから、と雨の中食べた赤福がそれほど美味しくなかった。
とにかく寒く、早くおうちに帰りたかった。

たぶん、お天気だったら、
全ての出来事が180度変わって感じれたのだと思う。



これが、晴れ女が体験した、
空回りしているときの雨の日の出来事です。



日曜日は自分も参加する、楽しみにしているイベントがあります。
もし、雨が降ったら、空回りの予感がします。(これから空回り時代到来か!!?)
しかし、晴れたら、大成功の予感がします。 (神様まじで頼むぜ ベイベー)



チャッス。




* * * * *

2013年10月23日水曜日

「 不眠症くんの作者 」


私は、不眠症くんの作者です。
まだどこにも連載されていない漫画の作者です。

HPに漫画をアップしていたのですが、
ある時から悩み始めてしまい、描くのをやめてしまいました。

でも、縁あって、別のアイドルちゃんという
4コマ漫画を毎月描かせて頂いております。

ひと月に、1話しか描いていないので、
自分のことを “ 漫画家 ” とは呼べません。



悩むと原点に戻って考えます。
私は漫画家になりたかったのか?と。
始めの目的は、不眠症くんをたくさんの人に読んでもらいたい
という気持ちから始めました。
不眠症くんの作者でいるためには、
描き続けていなくてはいけないことに昨日気がつきました。


「これでいいのかな?」
が日に日に溜まって、描かなくなってしまったけど、
「これだっ」ってものが描けなかったとしても、
描かない一生と描く一生とでは全く違うので、
不眠症くんの作者と名乗る間は描き続けようと決めました。



私はもう、終わらない旅に出てしまったので、
あの山を登らなくては次の景色は見えないのです。

カックイー ことばっか言ってるだけで カックワリー

ヒュー ヒュー♩




* * * * * *

「 くもりのち雨 」






















毎日天気予報を見ているのだけど、日曜日は雨が降りそう。
わたし晴れ女なんだけど。日頃の行いが悪いせいかしら。

みんな、オラに力をくれ。


カイセイ ホー♩
(ハイディ ホー)


* * * * *

2013年10月22日火曜日

「 △ラジオ yamaradio 」














10月27日(日)のイベント、
ハニーズガーデン〜おいでやすこやす〜 に向けて、ラジオを撮りました。
このラジオを聞いてくれた方で、イベントにも来てくれて
わたしたち(Yamamoto、はなり山)のテントに来て下さった方で、
「ラジオ聞いたよ♩」と申し出てくださった方先着80名様位の方に
素敵なプレゼント差し上げます。みんな、来てねっ!



※訂正※
・会話中にあるハニーズガーデンの参加ブレスレット(リストバンド)は参加各店舗で配布されているそうです。謹んでお詫び申し上げます。


・会話中にある、イベント名をはなり山が間違えておりました。
  ×  ハニーズガーデン おいでやすこやすこ
 ◎ ハニーズガーデン おいでやすこやす



※ラジオは、夜寝る前に明日の支度をしながら、アイロンがけをしながら、歯をみがきながら不真面目にお聞き頂くことをおすすめします。








△ はなり山HPよりご覧いただけます。
 http://fuminsyoukun.o0o0.jp/yamaradio/yamaradio.html

△ Yamamoto HarucaさんのHPからも見れます。
 http://mellow-tapir.boo.jp/humming_mushroom_mellow/Podcast/Podcast.html



* * * * *

2013年10月21日月曜日

「 ウィンカー 」


私は、学んだことを「理解」した!と
意識出来るまでにとっても時間がかかる。
それは、学校で学んだこともそうだし、
親や上司や友人や著名人から学ぶことなどもそう。


先日雨の中道を歩いていた時のこと、
前から車がやってきた。

道は狭く十字路の交差点に私は立っていた。
その車は雨で薄暗かったのでライトをつけていた。
でも一方は壊れていたみたいで片方しかついていなかった。

私は、なるべく水たまりを通らないように歩いていたので、
一歩先を見ながら歩いていた。車がまっすぐ来るならここで待っているし
どちらかに曲がるのなら、それとは反対の方向から行こうと思った。
雨で服も靴も濡れていたので、はやくお家に帰りたかった。



車がウィンカーを出すのを待っていた。

車がウィンカーを出すのを待った。


このときだった。
「理解」した!と思った瞬間は。



車の免許をとってから10年が経つ。
ペーパードライバーなので、普段運転はしていない。

でも、免許を持っていなかったら、
車のウィンカーを待っていただろうか。




教習所で、教官に、
「ウィンカーを出すのが遅い」と怒られた。
その時、何となくはウィンカーを出す意味は分かっていたけど、
“右に曲がる時は10メートル先から右のウィンカーを出す”
という“操作”としてしか理解していなかった。
意味合いが分かっていなかった。


意味合いが分からなくても、出来ない訳ではない。
無意識の中で自然とやってはいるけど、
理解できていないがために失敗することが私は多々ある。
それまで、本当に運がよくて、まぐれですり抜けてこれた
ということがこれまで生きてきた中でたくさんある。


ウインカーは大切だ。車はしゃべれない。
唯一、ウィン会話(ウィンカー会話)としてなら会話が出来る。
そういうことだったのか!と理解した。


最近読んだニュースで、原チャリに乗っていた若い少年が、
道を譲ってくれてありがとうサインを“あおられた”と思って、その運転手と警官に暴力をふったという記事があった。


それを読んで。
その彼を「残念だ」と思った。
なぐられた運転手さん、警官はかわいそう。
でも、知らないということは、そういうことをもたらしてしまう。
それは、私のような人間にも起こりうることなので、気をつけたい。



そして話は戻り、ウィンカーは大切だ。
と気がついた交差点には自動販売機がいくつか並んでいる。
そこで、¥30という驚きの値段がついたおしることコンポタがあった。
しかしそれには追記がしてあり、¥30賞味期限切れと書かれていた。
写真をアップしようと思ったけど、
そこがつぶれてしまうとかわいそうなのでやめる。

でも、誰も買わないんじゃないかな。
せめて、賞味期限が切れる2ヶ月前くらいから、
賞味期限切れ間近¥50とかにしてくれたらよかったのにな。

私は、缶のおしるこもコンポタも、
苦手で飲まないんですけどね。



* * * * *

2013年10月18日金曜日

「 いいね! 」


一発芸人が一発で終わってしまうのは、
流行ったネタばかりやらされて飽きられてしまうからだけど、

私はFacebookの “いいね!” に同じようなにおいを感じます。
はじめは、いいと思ってやっていただろうけど、
だんだんと義務のようになって、煩わしくなって、飽き飽きしてきて、
みんな、今はどんな気持ちでいいね!ボタンを押しているんだろう。

でも、それはどうでもいいんだけど、
日本語である “いいね!”がかわいそう、と思った。
少なからず、悪しき印象がついたと思うから。
言葉にかわいそうっておかしいかもしれないけど、
いいね!に嫌気が指している人に、「それ、いいね!」って言葉をかけたら
きっと、純粋に喜べないんじゃないかな。

“いいね!”ボタンなんて取っちゃえばいいのに。
それか、英語にするとかね、そしたらもっと気楽に使えるでしょ。
今調べてみてみたら、外国だと“Like”なんですね。“好き”も重いなー。
何がいいのかな。効果音とかどうかな “チンッ” とか。


今日これ買いました! “チンッ”




むかーしむかし、 いいね!という言葉がありました。
 いいね!は、始めはいいね、いいねとちやほやされ、
重宝されていましたが、遊ばれて、飽きられて、
最後は嫌われて捨てられてしまいました。
それから、いいね!は じぇじぇ に生まれ変わり、
そして最後は、ごちそうさん として一生を終えましたとさ。




チンッ


* * * * *

「 ろくおん 」


今、イベントに向けて声を録音しているのですが、
録音した自分の声を聞くというのは、とても面白いです。

何と言うか、自分を客観視して見れる気がするんですね。

この感覚というのは、音の録音に関わらず、
写真であったり映像などでも同じことが言えるのだと思います。

よく、モデルさんや、俳優さんが、撮影後すぐに
モニターでチェックしている姿をみるけど、
あれにはこういう意味合いがあったのだなと思いました。


いつもは一体である自分が、紙に印刷されたり、モニターに映されたり、
カセットテープに録音されたりすると、違う自分が見れるんですね。
録音した声が別の人みたい、って思うのは客観視するからそう思うのかもな。

この、“ろくおん”に関しては、まだまだ奥が深そうな気がするんですよね。
まだ今感じているすべてを言葉にするまでに時間がかかりそうです。
これから密かに研究していこう、かにゃー。


しかし、これら、自分を客観視してみたい目的で使うのも面白そうですね!
なんだか急に、自分撮りしているアイドル達が、一歩先を歩いている気がしました。
なるほどね!大事なことなんだ。アイドルは人に見られる仕事だし。なるほど!
自分撮り!客観視!自分撮り!客観視!を常日頃から訓練しているんだ。えらいなー

よし。
わたしも、今まだ自分の作品を客観視できないでいるので、
これらの手法を参考に、練習すっぞ。
でもどうやって、活かしたらいいかなー… むーーーーん。


あ、そうだ、
マナーの悪い人も、ぜひムービーで自分取りして
客観視してほしいですね。電車の中で、カチャカチャゲームしている人とか。
わたしも、酔っぱらった自分の姿を映像で撮ったら、
すぐに悪い癖を治せそうなきがする!でも怖くてできない!ぎゃっ

なるほどね。

こういうことだったんですね。


奥ぶか〜

なるはや〜

なれそめ〜


* * * * *


2013年10月16日水曜日

「 ハニーズガーデン 〜おいでやすこやす〜(おまけ)」






















これな〜んだ

当日、来てのお楽しみ♩

みんなであそびにきてぬ



   by アイドルちゃん

* * * * *

「 ハニーズガーデン 〜おいでやすこやす〜 」



今、一つだけ漫画の仕事をしているのですが、
線が描きあがったとき、自然と湧き出てくる言葉があります。

それは、「 かわいぃ 」です。

自分の中のかわいぃを信じて、
キャラクターの表情や、ポーズや、セリフを描きます。
仕上がったとき、自然とこの言葉は出てきます。


先ほど新作の線が描き上がりました。
「 かわいぃ 」が出たので完成です。




話変わりまして、わたくし10月27日にイベントに参加します。
その名も「ハニーズガーデン〜おいでやすこやす〜」です。
場所は八王子の子安町です。詳しくは以下からご覧いただけます。

http://honeysgarden.trickyweb.jp




このイベントに向けて、
八王子を拠点に絵を描いているYamamotoHarucaさんと
コラボレーション漫画を描きました。いや、まだ描き途中です。
イベント当日(10/27)までの毎週金曜日に1話更新です。



こちらから読めるので、良かったらどうぞ。
https://www.facebook.com/TRICKY.llp


当日は、「△ラジオ」(ヤマラジオ)というテントの中で、
かわいぃものを並べてお待ちしております。

よかったら、見に来てください。

まってまーす

* * * * *

2013年10月13日日曜日

「 NextSunday 8th Anniversary 」


















こちらは最近お仕事させて頂いた、
阿佐ヶ谷にあるライブ小屋、ネクストサンデーさんの
8周年イベント用フライヤーの絵です。

イメージのご依頼をいただき、
木のような、気のような、黄のような樹に仕上がりました。



毎回何かしらイベントに関わらせていただいておりますが、
今年はどんな8周年になるのか楽しみ。
このチラシを見て来ました。って人がいたら超うれしいし!


イベントは11月1日(金)〜10日(日)まで



こちらの店長さん曰く、どの日も良い夜になるそうです。
■ 8周年特設サイト
http://nextsunday.jp/8shunen.html


ので、ぜひ、11月の予定に今から予約を入れていただけたら嬉しいしサイッコーです。
■ご予約はこちらから
http://nextsunday.jp/yoyaku.html


サイッコー!

* * * * *

2013年10月8日火曜日

「 納豆 」


小さい頃に食べた納豆は、
決しておいしいものではなかったと思う。

納豆巻きや手巻きの納豆は好きだったけど、
朝食の納豆は「身体にいいから」という理由で、
食べさせられてる感があった。


大人になって、一人暮らしを始めた。
そのとき、人間は食う為に生きているんだなと実感した。

家にいるときは母が食事の用意をしてくれた。
一人になって、考えることは、
朝何食べよう。昼何食べよう。夜何食べよう。

食う事ばかり考えている。

待っていても誰も用意してくれないから。


自分一人の為のごはんはどんどん手抜きになっていった。
一人分で作るのは難しいし、あれも食べたい、これも食べたい
と思って材料を買っても結局使い切れずに腐らせてしまう。

仕事が忙しくなると、コンビニ弁当や外食ばかりになってしまった。

ちゃんと食べているつもりだけど、元気が出ない。




外食ばかりしていると、無性に納豆が食べたくなった。
炊きたてのごはんで食べる納豆。
からしをきかせてネギを入れて食べる納豆。
無性に食べたくなったときに食べる納豆は、
子供の頃いやいや食べていた納豆とは思えないうまさだった。

そして、元気が出る。

“納豆は身体にいいのよ” の意味を、
本当に知ったのはその時だったのだと思う。




* * * * *

「 19才のわたし vol.2 」























* * * * *

2013年10月4日金曜日

「 19才のわたし vol.1 」
























* * * * *

「 薄着 」


私はよく、薄着だねと言われる。
気づくと寒くて心臓がぷるぷるしていることもしばしば。

私は寒いのをがまんしているのだけど、あまり気にもしていない。
寒い寒いと言ってるくせに、厚着をしようとしていない。

記憶の中で「寒いなら着ればいーじゃな〜い」
という母の声が聞こえてくる。

でも私は本当にがまんができなくなるまで着ない。


一体それはどうしてなんだろうと考えたことが、
今まで何回かあった。

・薄着が好きだから
・着膨れするのがいやだから
・身体がもこもこして動きづらいから

どれも理由としてはあてはまるけど、
「寒いなら着る」という考え方に反発している気がする。
正直自分でも反発する意味が分からないけど、
性格が素直じゃないから、着れないんだと思う。


アホだ。

そうだ、アホだ!(威張りながら)

つくづく私は面倒くさいやつだなと自分で思う。

* * * * *

2013年9月26日木曜日

「 ガタガタのふた 」

毎朝歩いている道の一部に
ガタガタしている所がある

それは、ドブの蓋なんだけど
なぜか行きも帰りも踏んでしまう


それが行きなら、帰りは気を付けよう
それが帰りなら、行きは気を付けよう


と思ってはいるのに、
何日も何日もそれを繰り返していた



そのガタガタが、どの辺りだったかを忘れてしまう

そのガタガタの位置が  覚えられない

そしていつも、ガタガタっとなった瞬間に思い出す



急いでいるときにガタガタを踏むと
今畜生って気持ちになる


考え事をしている時にガタガタを踏むと
そこからガタガタのことばかり考えてしまう


暗闇の中でガタガタを踏むと
びっくりしてちょっとムッとする



そして私は、遂に決心をした
全面的にその道のドブの蓋の上を歩くのをやめたのだ




もうあたし、あんたの上は歩かないよ

でもあたし、あんたのこと忘れない限りは
いつも思い出しながらそこ歩いてっからさ

でもさ、また忘れたら、踏んでやるからさっ




そう心の中でつぶやきながら
その道のどこかにいるそいつの横を歩く





こうして

私の9月は終わりました




ちゃんちゃん





* * * * *





2013年9月16日月曜日

「 感情がもどってきた 」



今日は前髪を切った

なぜのばしていたのか 理由を忘れたから


19歳のころ

自分のイヤなところを見つけるたびに 前髪を切った

イヤなことが重なって1cmになった日もあった


前髪とはだいぶ長い付き合いだったのに

わたし、前髪のこと忘れてた

何も考えずに伸ばしていたよ

今日は急に思い出して また前髪に再会した




前髪は、私の感情である。



お帰り前髪

ひさしぶり




* * * * *

2013年9月6日金曜日

「 超学生 」


やっとかな、小学生にも中学生にも

「戻りたくない」と心から思えるようになったのは

なぜならわたしは、超学生になったから



だれか:「超学生?聞いたことないや」

わたし:「そりゃそうだ!今あたしが作ったんだもん!」

だれか:「どんな学生なの?」

わたし:「それは自分で決めるんだよ」

だれか:「どうやって?」

わたし:「自分で学ぼうとする気持ちが勉強でしょ
     勉強する気持ちがあれば、一生学生でしょ
     それを超学生と呼ぶことにした、今ね 笑」
    「超スーパーサイヤ人みたいでいいでしょ 笑」

だれか:「。。。」



* * * * *

「 パセリ 」


友達とパセリについて話をしていたら、

途中でセロリの話になった。

からあげにパセリが添えてあって、

私はそれを見て、セロリと言った。


頭では分かっているのに、

私はまたもう一度、
それを見てセロリと言った。




パセリ

* * * * *



2013年8月27日火曜日

「 声に出して言ってみよう! 」


落ち込んだとき

どうしようもない気持ちで
胸がいっぱいのとき


声に出して言ってみよう


「 それでも私は生きている!! 」





今日も一日ファインティング ニモ〜


* * * * *

2013年8月26日月曜日

「 山のふもとにて 」






















* * * * *

「 お赤飯炒め 」


先日、お赤飯をいただいたので、今朝はお赤飯炒めにした。
母がよく、あまったお赤飯で作ってくれたやつ。

フライパンに油をひいて、チンしたお赤飯をプチプチ言わせながら軽く炒める。

お醤油を一周 味の素を私は少々多めにふりかける。

もう一度軽く炒めたらできあがり。

チャーハンのようにパラパラとはしなく、団子みたくなる。


あ、ごまをわすれちゃいけない!
私は白ごまを、これまた少々多めにふりかける。






お赤飯で思い出したけど、

「お赤飯にお醤油をかけて食べるのがお〜いし〜のよ〜
 でも、お行儀わるいって言われちゃうから、こっそりやるのよ〜」

母が子供の頃の話。


私が子供の頃、
お行儀が悪いからって出来なかったことは「ねこまんま」。
ねこまんまをしようとすると、母はいい顔をしなかった。

だからこっそりやって、いそいで食べた思い出がある。

これは、こっそりやるから美味しいのかもな。
きっとそう

* * * * *

2013年8月25日日曜日

「 くそじじぃ 」


誰だったかなぁ、聞いた話なんだけど。
その誰かが、どこかで小さい子に言われて
ショックだったって話。



小さい子その人に向かって

「くそじじぃ!!」

その人、心の中の声

(私、女なんだけど…な… )




お気に入り


* * * * *

「 こどもの頃の不眠症くん 」























雷が好きだったんだ。



* * * * *

「 神様なんていない 」























* * * * *

2013年8月22日木曜日

「 マンガアイドル 2 」






















こんな感じで、つぎからつぎへと


マンガアイドル

友達が誕生日にくれたテープ

スタンドバーイミー

カーペンターズ


を聞いている


カーペンターズのケースに描いたカエルは
中学生の時のもの


* * * * *

「 マンガアイドル 」


押し入れから出てきた 
マンガアイドルというカセットテープ
流してみたら 懐かし過ぎて 胸いっぱい


カセットテープの向こう側に
子供の頃の自分がいて
こっち側に今の自分がいる

この曲たちを聞いて育ったわたし、
こんな大人になりました




リッチなっ あいさつっ そっぉ〜♪

トっーモダ チンコーーっ!!!



* * * * *

2013年8月21日水曜日

「 第5回 ネーム大賞 」


さかのぼること、6月末。

漫画家の佐藤秀峰さんが運営されている、
漫画 on Webというサイトで開催されている
「ネーム大賞」というコンペに作品を投稿しました。

な、なんと
一次審査を通過することができたので、
ハッピーを感じている今のうちに、
この場をお借りしてご報告させていただきました。


はなり山が、はなり山にいたるまでの過程を
かいつまんで描いた漫画です。

良ろしければ、どうぞご覧下さい。

















「三十路女とかえる」序曲 はなり山

http://mangaonweb.com/creatorDiarypage.do?cn=84942&dn=37491



* * * * *

2013年8月20日火曜日

「 あの子、腹黒さ身につけれたかな 」

























* * * * *

「 続・読書百遍意自ずから通ず 」


でもそう考えると、
いったいいつ繰り返し読んだり見たりしたらいいんだろうと思う。

自分の生活習慣の中で、それに当てられる時間を考えなくてはと。

今のところ、考え事をしている時間が一番長いので、そこを削ろうかと思う。
特になんの身にもなってなかったりもするし。
酒屋のおばちゃんに嫌われていることを気にするのもやめよう。
考えてもしかたがないし。
理由は何となく分かる気もするししない気もするし。
気をつければいい。


イエッス



* * * * *

「 読書百遍意自ずから通ず 」


朝からトイレにて良い教えを頂いた。


 習い読むといえども
 復せざれば、
 只隣の財を計うるが如し。



 繰り返しのすすめ
 昔の人はいい本を何度も何度も読んだのですって。
 意味は分からなくても、百回読むと、何が書いてあるかが分かるんですって。
 〈親子で読もう実語教 斎藤 孝より〉




私は、好きな映画だけは、何度も何度も見るけど、
本も漫画も映画もほとんど一回しか見なかったり、読まなかったりで
面白かった、つまらなかった、あの役者が良かった止まりで、
その作品の内容を理解するところまでたどり着けないでいる。
そして残念なことにすぐに内容を忘れてしまう。



 繰り返しのすすめ
 日本人は何かを覚える時、
 ひとつのことを何度も練習して覚えるというやり方を
 むかしからしてきました。
 剣でたとえると、
 何万回も刀を振って技を身につけたのです。
 〈親子で読もう実語教 斎藤 孝より〉


 私A:「わたし、もうやきとり焼けないかもしれない…
     なぜならもうだいぶ焼いてないから。」

 私B:「やきとりはもういい。漫画を描きたまえ。」

 私A:「 イエッス 」






届きたい場所がたくさんある。




あぁ

ありがたき しゃぁ〜せ〜



* * * * *

2013年8月19日月曜日

「 チャッキー 」



チャイルドプレイを全部観た。

今までチャイルドプレイは、ホラー映画だと思っていたけど
実際に観てみたら、映像もストーリーもとても面白く、
私の中でチャッキームーブメントが起きている。



夏も終わりに近づいてきましたね
締めくくりに、チャッキー祭りはいかがですか





* * * * *

数日前から、
ETの耳かきの手首が見つからない…

チャッキー…



ひぇーっ ひぇっ ひぇっ ひぇ(←チャッキーの笑い声)

ハイディホー!


「 10月の予定 」


2ヶ月後に、あるイベントに参加させて頂くことになった。

ありがとう、アイドルちゃん。




















* * * * *

2013年8月8日木曜日

「 スーパーにて 」


スーパーには買い物の流れがある。
例えば、野菜売り場からはじまり、魚、肉、お惣菜
入り組んだ道には調味料や冷凍食品お菓子などが並んでいる。
その流れの中で、逆流をめんどくさがる人がいる。

「やっぱりこれ買わないわっ」と思った商品を、
元の位置に戻すのをめんどくさがり、どこぞかまわず置き去る人。
まだ、現行犯で目撃したことはないけど、事件後の現場は何度も目撃している。


たまご売り場に、キュウリ
缶詰コーナーに 、ソーセージ

一番かわいそうだと思うのが、
おかし売り場の、肉。
そこ、冷蔵になってないから。


見つける度「そりゃないだろっ」
と突っ込んでいる自分がいる。

もはや、少し嬉しそうな顔で。


* * * * *

「 おひめさま 」

お刺身などを食べる時、
刺しちょこに少しだけ醤油を出すようにしている。
なぜなら、子供の頃母にしつけられたからだ。



 母「ドバドバって出すのは(醤油)おひめさまじゃないのよ
   おひめさまは、使う分だけ出すのよ」


今も、刺しちょこに向かうときは、おひめさまが蘇る。
そして、誤って出し過ぎてしまった時、
( あ、あたし、おひめさまじゃない… )って思う。



ありがたき、しつけ〜



* * * * *

2013年8月5日月曜日

「 今日はついていない 」


新しく買ったコップについていたシールが
なかなか剥がれなくて、剥がそうと色々がんばったら
跡が残って、汚くなって、あきらめた。

スーパーで、自分の前がレジ休止になっていることに気づかずに
ずっと並んでいた。

飼っていたどじょうの二郎が飛び跳ねて干物になっていた。






イッツ ゴナビ オーライ

* * * * *

2013年8月2日金曜日

「 美容院 」


私は、中学生まで自分で髪を切っていたのですが、
美容師の夢が砕け散った後からは、美容院に行くようになりました。

でも長いこと、相性の合う美容師さんには会えず、
美容院を点々としていました。



5年くらい前に、ある美容師さんに出会いました。


私が「髪をのばすのが苦手なんですけど、のばしたいんです。」というと、
その美容師さんは、「じゃぁ、大事に育てましょうね」と言ってくれました。


「 大事に育てましょうね 」

「 だいじにそだてましょうね 」

「 ダイジニソダテマショウネ」


という言葉が心の中でエコーとなって響き渡りました。

それから、ずっとその美容師さんにお世話になっています。



美容院は生きるエネルギーをチャージ出来る場所です。
髪をきれいにすることは、心のお掃除をすることのように感じます。


いつも、なにかに理由をつけて美容院に行っていました。
大抵が「気合いを入れたいので」でしたが。


今も気合いを入れたくて、気分を変えたくて仕方がないのですが、
今回ばかりは、やると決めたことをやったあと、
ご褒美タイムとして行こうと思っています。


だから、やることやらなかったらおあずけよっ!




でも、もう一つの理由は単に貧乏なだけなんですけどね

ドンマイ


* * * * *

2013年7月19日金曜日

「 亀の速さで 」



亀を飼い始めてから、時々外に逃がして
お散歩をさせてあげることがある。

水槽から出た亀は、ゆっくり辺りを見渡して、どこかの方向を目指して歩いていく。
短い手足で少しづつ、でもわりと気がついたときには遠くまで進んでいる。

そんな後ろ姿を見て思うことは、自分もこの亀のように、小さな一歩でも前に進もうと。

早くは走れないけど、この子の歩き方を参考にして前に進もう。
そんな風に思えてきます。

とんでもなく遅い速度で自分は歩いてきたと思う。
このままではあの山もこの山も登りきれないと思えてくる。

あせりよりあきらめの方が大きい。




 そんな時の亀頼み。


 亀 様 「わりと、気づいた時には遠くまで行けてるかもよ」


 
 あざっす。

























ちなみに、「亀は意外と速く泳ぐ」
という映画は大好きな映画の一つです。
だから?って言われると困るけど。




* * * * *

2013年7月9日火曜日

「 ぐぐぐ 」


制作に集中出来るとき、
きまって気持ちが “ぐぐぐ” っとなる。




何年も前に頼まれて名刺を作った。

その方から、この名刺を渡した時の反応は、とか、
こんな良いことがありました、とか、
だいぶ時間がたった今でも報告をくれる。




最近コンペに漫画を出した。自分のことを描いた漫画。
その漫画にも登場している友人にそれを見てもらった。
へたくそな漫画に感想をくれて、そしてよろこんでくれた。




私の初仕事の4コマ漫画が載ったフリーペーパーを
家族みんなに送っている。
一番上の姉が、「今回のは面白かった」と
兄のお嫁さんが、「次回も楽しみにしています!」と感想をくれた。





制作に集中するときになる “ぐぐぐ” は、
こういうみんなの感想から成り立っていると思った。
“ぐぐぐ” は制作に必要なガソリンのような肥料のようなもので、
前に進む為に、そして成長するために “ぐぐぐ” がある。


“ぐぐぐ” が少し溜まったので、
夏はぐぐぐっと制作する。
























* * * * *

2013年7月3日水曜日

「 親子で読もう実語教 」

 親子で読もう実語教 
という親子向けの絵本を買った

トイレに置いといて
一日一個教えを読んでいる

字が大きくて読みやすい
文が分かりやすくて1分で学べる
内容が深くて心が満たされる



* * * * * *

2013年6月14日金曜日

「 ハンガー 」


我が家はハリガネのハンガーだった。
ハリガネのハンガーとは、クリーニングに服を出すと
お返しについてくるピンクや青や白のハンガーだ。

それはあたり前のことすぎて、
「うちは、ハリガネのハンガーなんだな」と意識することはなかった。


でも、私がたしか中学生の時、
姉とドラマを見ていてある事実を知ったのです。


そのドラマの内容はこうでした。

 ある金持ちの男が、金持ちの女のことを好きになった。(たしか)
 その金持ちの女は子持ちのバツイチだった。(たしか)
 しかしある日、その男が、その金持ちの女の家を覗くと、
 ハンガーがハリガネだったことに気づく。
 そこで男は、その女が本当は貧乏だったことを知る。



姉と顔を見合わせ笑った良い思いでです。

なんてドラマだったかなぁ。短編のドラマだったかな。
サスペンスだったかなぁ。機会があったらまた見たい。



ハリガネのハンガーで洗濯物を干していたら
ふと、あのドラマのシーンを思い出しました。




* * * * *

「 この世から、オレオレ詐欺がなくなりますように 」


この世から、オレオレ詐欺がなくなりますように。
という思いを込めて。CM作りました。(頭の中で)


*  *  *  *

●居間
 ヨボヨボのおばあちゃんがお茶を飲んでいる、黒電話鳴る。

 ジリリリリリリン ジリリリリリリン

 おばあちゃん 「はい、トミタです」
 犯人     「オレオレ」


 おばあちゃん 「まさあきか?」
 犯人     「おう、そうだよ」


 おばあちゃん 「あきらか?」
 犯人     「まさあきだよ」
 おばあちゃん 「あら、久しぶりね、どうしたのまさあき」

 犯人     「会社の新しいプロジェクトで失敗して、お金が必要なんだ」
 おばあちゃん 「え、…いくらなんだい?」

 犯人     「出来れば100万…まだ足りないけど、あとは自分でなんとかする…」
 おばあちゃん 「…そうか、わかったよ」

 犯人     「すまない」



 おばあちゃん 「えっと、合い言葉は?」
 犯人     「え?」
 おばあちゃん 「ほら、この前相談して決めただろ、合い言葉は?」
 犯人     「…ぅあっ、ど忘れしちゃったみたいだなー、何だっけ?」


 おばあちゃん 「5・4・3・2・1」
 犯人     「あ、え、あ、え…」



 電話の切れる音 プーッ プーッ プー




 おばあちゃん、何事もなかったようにお茶をすする


〈ナレーション〉

「年を取ると聴力も注意力も衰えます。
 日頃から、家族はオレオレというのをやめて
 名前を名乗る習慣をつけましょう。
 さぁ、家族で協力してオレオレ詐欺を撲滅しよう」



●過去の映像

 本当の息子電話口「オレオレ詐欺から電話がかかってくるかもしれないから、
          そしたら合い言葉を聞くようにするんだぞ」

 おばあちゃん  「はいよ」

 本当の息子電話口「うちの合い言葉は、昔飼ってた犬の名前だ」

 おばあちゃん  「チロね」



〈テロップ〉
 対策の一つとして、家族にしかわからない合い言葉を決めておきましょう。






* * * * *

最近のオレオレはお年寄りだけとは限らないみたいですね。
電話でのお金の請求があった場合は、まず警察に相談!ですね。



2013年6月12日水曜日

「 これ 」






















これは、洋服を買うとついてくるボタンです。
予備のボタンとそれを入れておく袋です。



わたしはこの袋と、この感じが好きです。

この感じとは、ボタンが1個入ってる感じや、
布が少し入ってたりする感じや、この袋の小さい感じです。




この袋は捨てないで、このように使用しています。























裁縫箱のちょこちょこしたものをまとめる時に使ったり、
自分のラクガキの切り取ったものを入れといたりしています。



この袋をいじっている時もすきで、
袋を空けたり、閉めたり、中に何をいれようかな?と考えたり。

これに何かを入れる時は少し優しい気持ちで、
そっと 丁寧に入れます。

この小ささが自然とそうさせてくれます。




生産国によって、
袋の素材やデザインも微妙に違います。
文字が印刷されてる時、あれっラッキー☆
ボタンや布が入ってる感じ、たっまんねー★
ジップロックな感じ、かわいすぎデショ!!




こういうことをちょこちょこしています。

癒されます。






* * * * * ♥


2013年6月7日金曜日

「 トマトの皮 」


母がトマトの皮をむいていた

「なんで皮むくの?」

 って聞いたら


「お母さんのお母さんがむいていたから」

 と母が言った



それを思い出しながら

時々わたしも

トマトの皮をむく


* * * * *

2013年6月6日木曜日

「 スイッチ 」


学生の頃は、学校のことやバイトや人間関係などを
ごっちゃにして過ごしてたけど

社会人になってからは、
仕事とそれ以外を切り替えて考えるスイッチが出来た。


そのスイッチを今でも利用しているのだけど、
仕事から自分の制作に移るまでのスイッチがどうも固くて重い。

もっと性能のいいスイッチにしたいのだけど、
身体の中の部品では足りないみたい。




最近どこかのサイトで読んだのだけど、
自分の知っていることだけで大人になってしまうと
偏った考え方の人間になってしまう。


まさに私がそうだ。
自分にちょっと恐怖を感じる。

足りないものは、外の人の考え方。
近しい人達以外の声も聞くようにしよう。




そしてスイッチにもどるけど、
きっとその足りない部分をプラスしたら、
良いスイッチが2つくらい出来そうな気がする。

そんな予感。















* * * * *

「 映画 ミロクローゼ 」


あぁ、こんな映画をつくれる人になりたい。

そんな映画だった。

音楽・映像・美術・CG・ファッション・へヤー・メイク、
ストーリーも役者の選び方も全てにおいてセンスがいいと思った。
目、耳、ハートにビシバシ刺激を与えてくれる映画。

この映画を見る自分自身のコンディションも良かったせいか。
数日たっても興奮なりやまず。

うーーーー、 カックイイ!
DVD買っちゃおっかなーーん


映画:ミロクローゼ
http://www.milocrorze.jp/intro.html



監督はオーマイキーの監督らしい。


* * * * * *

2013年6月4日火曜日

「 実 」


6月になりましたね。

今月は実にしていきましょう。

あれそれを。
























* * * * *

2013年5月27日月曜日

「 エビフライ 」


今まで食べたエビフライの中で、
一番美味しかったエビフライは
19才の時に熱川で食べた、エビフライ弁当です。

弁当は出前で届けてくれました。
エビが大き過ぎて、弁当箱からはみ出ていました。
身がプリップリで伊勢エビのようでした。
そしておごってもらいました。


美味しかった気持ちと、
嬉しかった気持ちを今でも覚えています。

ごちそうさまでした。


* * * * *

2013年5月22日水曜日

「 老後 」

小学生になったら、
友達をたくさん作りたいなと思っていた

中学生になる時は、
部活をやるのが楽しみだった

高校生になったら、
バイトをするって決めていた

専門学校に行って、
なかなか未来のことが見えなくなった

社会人になって、
目の前のことをこなすだけで精一杯になった

社会人に慣れてきて、
未来の自分が見えてきた

社会人を辞め、
自分が行きたいところへ行こうと思った

ただの自分になって、
何にも出来ないふりだしに戻った

ただの自分になったら、
世の中が広く遠くまで見えるようになった


ほー、世界はこんなに広いのかぁ


老後、老後、まだ遠いいけど、
あっと言う間だと聞くからいちを



老後はー、
にこにこしてたいなーん






*  *  *  *  *

2013年5月9日木曜日

「 カセットテープ 」

子供の頃、カセットテープに声を録って遊んだ
歌を歌ったり、ふざけて話をしたり
それを聞きながらケラケラ笑った

録音の赤いボタンを押すとき いつも緊張した
その緊張感がカセットテープ遊びを盛り上げた
自分の声ってこんな声?って変な気持ちになった


好きなアニメの主題歌を覚えたくて
テレビにラジカセを向けて録音したこともあった
CMに入る前の丁度いいところで切る
子供の私は真剣だった
「これから録音するからしゃべんないでっ」
ってピリピリ家族に注意したり


MDプレイヤーから、
この録音機能はなくなってしまい残念だった

また、歌や話し声を録音したいと思う時がある。

でも、声が録れれば何でもいいというわけではなく、
機能でなくもっと思い出に近いものがいい。
それで育ってしまったのだから、それなんだ。

ラジカセで遊びたいな。

カセットテープに録音したいな。

そんでB面にひっくり返したいな。




* * * * * * * * * *

2013年4月26日金曜日

「 しがつ 」

《 各月の気持ちグラフ 》(グラフになってないけど)


1月 目標をたてたりと気合いを入れるが 結局空回りしている月

2月 寒くて力をふりしぼらないと元気が出ない 中途半端な気持ちになりがちな月

3月 何もしないで なんとなく終わってしまう月

4月 何もしないでいても やる気が湧いてくるグイグイいけちゃいそうな月

5月 努力して 地道に歩く月

6月 いつもいつの間にか 終わっている月

7月 夏を感じて気持ちが上昇する 一年で一番気合いが入る月

8月 何か仕出かしたい気持ちになる 何でもできそうな気がする月

9月 秋の風を感じる度に 何か大事なことを忘れている気がする月

10月 金木犀のにおいを嗅ぐと 運動会がしたくなる月

11月 いろんなことをごまかして過ごす月

12月 やり残したことを一気に片付けようとがんばれる月 わりと大好き




さぁー 来月は、地道に歩くよー!


* * * * * * * *

2013年4月19日金曜日

「 生牡蠣 」


むかし 友達の家で
友達のお母さんが生牡蠣を食べていた
パックで売ってる 生食のやつ

生まれて初めて見た 生牡蠣を食べてる人


つる〜んと飲むようにひとくちで
口の中で噛んでいるのか いないのか
どうなっているのか わからない



「 食べる? 」



と言われたけど 断ってしまった
牡蠣はカキフライでしか食べたことがなかった
食べてみたいとも思ったけど なんかこわいと思ってしまった




初めて生牡蠣を食べたのはいつだろう
もう覚えていないけど 美味しいってわかった


でもある日 牡蠣を食べたその夜中
頭のてっぺんから足の先まで痒みが走った
気が狂いそうな 痒み アレルギー反応だ


その日からもう 生牡蠣を食べていない
食べたいなー 食べたいなー と思うけど
あの痒みを思い出すと食べれない






あの友達のお母さんは
今でも生牡蠣を食べているだろうか
つる〜んと飲むようにひとくちで



生牡蠣は、
生まれて初めて見た 生牡蠣を食べてる人 の味がした

衝撃的な大人の味だった






「 食べる? 」




「 食べれないけど、食べます 」




* * * * *

2013年4月18日木曜日

「 せ り ふ 」

セリフがかけなくて困っている。

キャラクターがわかっていれば、
自然に出てくると思い込んでいた自分が甘かった。
そのキャラクターすらも、言葉で説明することができない。

まずはキャラクター設定をこと細かに書くのだ!と、言われた。

書け!!書き出すのだ!上手にかこうとしなくていい!
書くのだ!!

ハイっ!せんせいっ!

そして次に、どんな世界観で描きたいのかが決まらない。
シュールも違う、ギャグでもない、ちびまる子ちゃんでもない
サザエさんでもない、クレヨンしんちゃんでもない、


わたしは、わたしは…

「不眠症くん」にしたいのだっ!!!


頭がはちきれそう…な程、脳みそが入っていない…
頭の中は いつも風がすーすーと通り抜けている。
そしていつも雲が広がっていて、脳天気ではない。


ばか!!!

と言われたとき、いつもこう言って自分を励ましている。



“ それでもわたしは生きている ” と




今日もわたしは前向きに、
希望と絶望の狭間を歩きます。

旅はこれから


* * * * *

2013年4月11日木曜日

「 絶望 」

知人に今描いている漫画を見せたら
「つまらない」と言われた。

自分では自信があるつもりで描いていたのでびっくりした。

自分の自信なんてものは、あてにならないと思った。
それは自分という世界だけのものだった。

でもその知人は、こと細かく
ここをこうしたらいい とアドバイスをくれた。
そういうところを尊敬している。


昔、高校の美術の先生が教えてくれた。


小さい絵を描いたら 大きい絵を描きなさい

大きい絵を描いたら 小さい絵を描きなさい


これは、絵の技術のことを言っているようにもとれて、
自分と絵との距離(向き合い方)を言っているようにもとれた。
(てっちゃんって先生。いい先生だったなぁ。)


一人で考え描いているもんだから
気がつくと、独りよがりで描いてしまっている。



そして、その独りよがりを
人様に指摘されたとき、始めて独りよがりであったと自覚する。

そして、それはそれは、絶望的になる。

オー マイ ガー !!! と心の中で叫んでいる。

でもそういうとき私は、
絶望ということを全身全霊で受け止める。
今わたしは救いようのない絶望の中にいる。
底の底で背中を地べたにくっつけて倒れている。
これ以上、下にはさがれない。


でも… そこからが面白いのだと知っている。



これ以上、下にはさがれない。

これ以上、下にはさがれない?

もしや、これ以上、下はない?


やったー!あとは上に上がるしかないぜーー!!
となる。




私は、たくさんのいいわけで傷をふさぎ立ち上がる。


自分の自信なんてものはあてにならない
とはじめに書いたけど、自分が良いと思うものは信じている。
描きたい気持ちが消えない限り続けていけると信じている。
そういう種類の自信も持っていいじゃないか。

だって、誰も褒めてくれないもんだから、
自分くらい良いって思ってないとね。しんじまうで。


レツゴッ!


* * * * *

2013年4月9日火曜日

「 おはようござる 」

昨日は小学校や中学校が入学式だったようで、
ピチピチの新入生の姿をちらほら見た。
いいなー いいなー いーー なーー

新入生、新学期、新社会人など
4月は色々と新しいことが始まっていいなと思う。

私も何かに新ってつけたいなと思ったので、
新2年生になったことにしました。


漫画家浪人新2年生おめでとう。

また一年がんばりましょう。


ピッチピチやで

* * * * *

2013年4月4日木曜日

「 うんこが出たら治ったね 」



風邪をひいたとき、

「うんこが出たら治ったね」って言われなかった?

って聞かれて。



言われたような気もするし、
違ったような気もするんだけど。


うんこ ってところがいいなと思って。

うんこ ってすごいなとも思った。



* * * * * *

2013年4月1日月曜日

「 ネリケシ 」


小学生の頃、クラスでネリケシが流行っていた。
ビヨーンてのびる消しゴムのこと。

昔は駄菓子屋さんとか文房具屋さんで売っていて
色付きとか匂いつきとかがあった。

先生が、「ネリケシを持ってきちゃいけません」
と注意するくらいネリケシが流行っていた。


うちは、お小遣いのない家だったので、
私はネリケシを自分で作った。


でも小学校では、ネリケシを持ってきちゃいけないって言われて
何だかいけないことのような気がしていたので、
親にバレないようにこっそり隠しながら作った。


作り方は簡単!消しゴムのカスを集めて入れ物にいれ、
水のりを足して、混ぜて乾かせば出来上がり。
これでネリケシの完成!
だと思っていたのだけど、仕上がりはイメージと違った。
もめば伸びると思ったので一生懸命もんでみた。
でも、消しゴムのカスとノリは混ざり合ってはくれなかった。

わたしの作ったネリケシは、
綺麗な色や、いい匂いのするものではなく
消しゴムのカスを水のりで固めただけの、ただのゴミでしかなかった。

その時のショックと言ったら、もう。



大人になってからも、よくこんなことを言われる。
「考えればわかるでしょ?」でも私はなぜかわからない。
やらなくても分かる人はすごい。なんで分かるんだろうと思う。

勉強してこなかったからわからないのかな。
経験かな?知識かな?どんだけ自分は足りていないのかな。


でもこれは、暗い話がしたかったのではなく、

子供の頃の私。

消しゴムのカスを集め、のりを流し込んでいるときの顔は
自信と希望に満ち輝いていたに違いない。
誰がなんと言おうと、自分は出来ると信じている。
結果なんて分からないよ。私はやってみないと分かんない。

分かんないからやっているのかも。
そっか、分かんないんだ。

わたし、よくわかってないからやれるんだ。
なんて良い頭なんだろう。


ラッキー


* * * * *

2013年3月26日火曜日

「 だめな日 」


今日は朝からだめな日だ。

いつもは考えなくても出来ていることが出来なくなる。
お茶の一杯ですら美味く入れられない。


だめな日 とわかる瞬間はわりと早い。
失敗が続きうすうす気づく自分とごまかそうとする自分が現れる。
でもごまかしている段階で、もうだめな日の始まりである。


私は、だめな日とわかった段階で、
今日はだめな日という日として過ごすようにしている。


だめなものを良くしようとすると辛くなるから、
だめなものはだめで過ごす。

うまくいかないことが起きても、
「 今日はだめな日だからな ははは 」ってやり過ごす。


そして、なるべく静かに過ごす。

余計なことをしないで、今日一日そおっと。

ひっそり。こそこそ話で。「あのね…」。




さぁっ 今日も一日バンガロー!!


* * * * *

2013年3月25日月曜日

「 飲みかけのポカリ 」


昔々、あるところに

飲みかけのポカリがあったとさ


そのポカリはずーーーっと

冷蔵庫の中で忘れられていました


ある日、一人の女の子がポカリに気づきました



女の子「あ、ポカリだ!」

ポカリ「やっと気づいてくれた!!」

女の子(「ヒャァッ!!」)女の子心の中の声




女の子はポカリを見なかったことにして
また冷蔵庫に戻してしまいました


ポカリ「どうして?せっかく見つけてもらえたのに」

ポカリは悲しくなって しくしく泣きました

しばらくしてポカリは、
ふと、ペットボトルに映った自分の姿を見ました


愕然とするポカリ


なんとポカリはほっぽらかしにされている間に
マリモのような姿になっていたからです

女の子が驚くのも当たり前だ


そう思ったポカリはそれからマリモとして生きて行くことにしましたとさ





おしまい


* * * * *

※この物語は実話をもとに作成されています。

2013年3月22日金曜日

「 座布団とどーでもいい話 」



「座布団って買うと高いのねー」

しまむらだったら安いだろうと思って行ってみたら、
安くても千円する。

無印で千円だったら安い気がするんだけど、
しまむらで千円は高い気がした。

気に入ったものがあるなら買ったけど、
なかったからやめた。


それで、自分で座布団を作ってみた。
着なくなったはんてんから綿をとり、
厚さが足りなかったからなかに古いタオルを入れて。


履かなくなったスカートでカバーを作って。
なかなかうすっぺらくていい座布団ができた。





















でもね、適当に縫ったもんだからね、
もう穴あきそうよ。




それと話はかわり、
先日はじめて山田うどんにいった。


あの、やじろべいみたいな看板の山田うどん。


山田うどんはうどん屋さんなんだけど、スパゲティーもあった。
冷やしきつねうどんを食べたのだけど、昔懐かしの給食の味がした。
餃子が何気においしかった。パンチという名のモツ煮がある。
なんとシナチク(メンマ)入り。

今度行ったら、ビールも飲んで、から揚げを頼んでみよう。






おおかみこどもの雪と雨を見た。

楽しみにし過ぎてみてしまい、あまり楽しめなかった。

こういう時、ほんと自分ってがっかりなやつだなと思う。



気持ちが必要以上に期待し過ぎてしまう。

大きな器を用意したばっかりに、いただいたものがショボくみえてしまう感じ。



どんまい。






そしてこれは、机を買ったときについてきたボンド。






















赤い帽子が目印です。

ざ・ボンドというバンドを組んでます。

右がクラシックギター、真ん中がフォークギター、左がエレキギターです。

気が合わないみたいなので、解散するみたいです。



ではごきげんよう


* * * * *

2013年3月18日月曜日

「 耳かゆい 」



「あ、耳かゆい」

「やだ〜 いいことあるわ〜」


と、母は耳がかゆくなるたびに言っていた。
これがどこから来た言い伝えなのか、おまじないなのか、
ひょっとしたら母が勝手に作ったものなのかどうかは分からない。


でも落ち込んだときに、耳がかゆくなると、


「いいことあるかも」


って思った。
そしたらちょっと元気が出た。
しかもそのあと、ちょっといいこともあった。



効いてまーす 



* * * * *

2013年3月13日水曜日

「 恐い話 」


分かる人にしか伝わらない話です。

最近デジタルのソフトを使う生活をしています。
そんな中、アナログで絵を描いたり、字を書いたりしたとき、

「あ、間違えちゃった コマンドゼーーット」

としようとしている自分がいるのです。

きっと同じ体験をされている方、
たくさんいるんじゃないですかね。


こわい

習慣こわい

まんじゅうこわい

* * * * *

2013年3月10日日曜日

「 バ・ベーコン 」



昨日、いけてない自分にピリオドを打つためある場所へと向かった。
そこへいく時はいつも、何かしら自分の中で決着をつけるときである。

人の意見もたまには聞いてやってみよう。

毎日違う自分に生まれ変わろう。


バ・ベーコン


* * * * *

2013年3月7日木曜日

「 お 」























お花見したいなーー


* * * * *

「 お皿洗い歴 」


私のお皿洗い暦は小学校からです。

我が家は4人きょうだいなのですが、家のお手伝いにはルールがありました。
お手伝いの内容は皿洗いとお風呂掃除です。
きょうだいみんなでやるのではなく、
中学校に上がるまで年上から順番に回ってきます。

中学校にあがるまでというのは、
中学生になると部活などで忙しいという理由で
下のきょうだいにバトンタッチしていくシステムなのです。

しかし、私は末っ子。バトンタッチする相手がおらず、
中学にあがっても皿洗い係からあがることはありませんでした。


そのお皿洗い、うちは6人家族でしたので、
シンクいっぱいにお皿が溜まります。
子供の早さだと15分は最低かかります。

みんながテレビを観て笑っている声を聞きながら洗いました。
お皿洗いからもどったとき、「さっきなんで笑ってたの?」なんて聞いたりします。

見たい番組が続いているときは、番組と番組の間の空いた10分に
「いまだ!!」という感じで超特急で洗います。

その経験がしみ込んでいる私のお皿洗いは、早くて汚いです。
よく汚れが残っていることがありますが私は全然気にしません。

借り暮らしのずぼらっティー(あまり意味は関係なく言いたかっただけ)



でも、大人になったら、お皿洗いが好きになっていました。
子供のときは、やだなやだなばっかりだったけど、
今はお皿を洗いながら考え事をしたり、歌をうたう楽しい時間となっています。



* * * * * *

2013年2月28日木曜日

「 新・生まれ変わったら何になりたい 」



前世や生まれ変わりを考えることが好きなのですが、
20代のころは生まれ変わったら木になりたいと思っていました。

でも、改め今の気持ちで、生まれ変わったら何になりたいかなー
と考えたら、「天国の受付の人」になりたいと思いました。

天国の受付とは、天国に行った人が必ず通る場所であって
手続きをするところです。(自分で勝手につくりました)

そこの受付で働きたいです。

で、金曜の夜は地獄の受付の子と飲みに行くんです。

「今日ね、こんな人来たんだよー」って話しをして
天国の居酒屋でビールを飲みたいです。


なぜ、天国の受付かというと、
現世のあらゆる受付は、来る人がある程度しぼられてしまい
そこに用のある人しか来ません。
でも天国の受付だったら、国・職種・お金持ち・貧乏その他色々に
限らないで全ての人が平等に必ず通る場所だと思うからです。


きっと、面白いに違いありません。

地球人に限らず、別の星の生き物にも会えるかも?

そしたら毎日最高に楽しいです。




* * * * *

「 クレヨンしんちゃんの映画 」


クレヨンしんちゃんの映画が良いですよ、
とお勧めしてもらったのはかれこれ3年前のこと。
その、面白さを最近知りました。
まだ全シリーズ見れてないけど、順調に見ています。
見れば見るほど、面白さが増します。


クレヨンしんちゃんに目覚めた人と、
どこが面白いかを語り合いたいです。
そんな人と出会えたらこんなことをお話をしようと思います。


 私「カスカベ防衛隊が登場するとうれしくなるよね〜」

 そんな人「 ファイヤー! 」


 私「みさえいつも何気に強くない?」

 そんな人「 ケツとかね 」


 私「あっれもだめ♪」

 そんな人「だめだめ♪」

 私「こっれもだめ♪」


 そんな人「だめだめ♪」


 私「あの、おケツでみんなで歩くやつ好き」

 そんな人「わたし家でまねしたよ」

 私「え!できた?」

 そんな人「なかなか前に進まないんだよねー」



 私「もっかいみる?」


 そんな人「 笑 」




初期の頃の映画のオープニングはクレイアニメで作られていています。
味があります。まばたきするのがもったいなくなります。




今のところ、「嵐を呼ぶモーレツ!大人帝国の逆襲」が一番好きです。
見終わったあとせつなくなります。
夏にヒグラシの声を聞くとせつなくなりますよね。
そういう感じのような気持ちになります。

「嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード」も好きで、
誰かと一緒に焼き肉を食べたくなります。




これから見ようかな?と思っている方は、
ぜひあまり「面白い!!」と期待して見るのではなく、
日曜の6時にちびまる子ちゃんを見るような感覚で
なるべく油断して見るといいかと思います。

夕飯時に、ビールでも飲みながら気軽にどうぞ。





* * * * *

2013年2月27日水曜日

「 美味しい春巻き 」



美味しい春巻きを作ろうと思ったのだけど、失敗した。

長い時間巻いたまま放置していたから、

皮がしわしわになって揚げたら爆発してしまった。

ショックで悲しくなった。



でも、大きなショックを受けている自分にビックリした。

そこまでへこむことか!? と自分に問いかけた。



美味しい春巻きを作りたかったから…

おいしい春巻きを作りたかったから

オイシイっ!!春巻きをっ!!作りっ!!たかったからっ!!


だそうな。


お料理上手になりたいなー

ヘタクソ ばか ウンコ!


* * * * *

2013年2月18日月曜日

「 頭の中のテレビ 」


テレビのない生活をはじめてから
頭の中のテレビを見るようになっていた
今、気がついたのだけど


頭の中のテレビとは、身近なものから言えば「思い出し笑い」など
でもこれは、タイミングが重要で自然に出てきたほうが面白く
無理に思い出そうとすると失敗する

頭の中のテレビはほぼ自分の思い出でできていて
たいていは「昔」チャンネルをみている
他にも番組はあり、「未来」や「アニメ」といったものもある

落ち込みそうになったときは「未来」チャンネル
明るい未来を生きる自分の番組をみて元気をだす


暇があるとこの頭の中のテレビをみてしまう
気がついたら1時間くらい過ぎていることもある
主人公は自分なのでそこが面白い



もうすぐ頭の外のテレビを買おうかなーと思っているのだけど
この頭の中のテレビを見る時間が少なくなると思うとすてがたい



* * * * *

2013年2月12日火曜日

「 大人の逆上がり 」


鉄棒、うんて、登り棒 が大好きだった。
逆上がりもラクショーで出来た。
大人になっても、それらは出来るものだと思っていた。


20代のいつの日か、
久しぶりに鉄棒とご対面をした。逆上がりに挑戦してみた。
得意だった逆上がりが、出来なくなっていた。
そこには、恐怖と肉体の衰えがあった。


地面を蹴り えいっ と身体を持ちあげることへの恐怖。
身体を浮かすことへの恐怖。ヘッピリ腰になっていた。

とにかく身体が重い。腕の力がなく伸びてしまう。
最後の踏ん張りでは、必要なところに力が入らず、強ばってしまう。


どうすれば出来るのかが分からない。こわい。


「逆上がりこわい」


そんな自分にがっかりし、落ち込んだ。





あれからだいぶ時間は経ち、先日また挑戦してみた。
出来なくなった自分を思い出す度に、落ち込んだ。
逆上がりがまた出来るようになりたいと思った。




身体へ「思い出せ!、思い出せ!」
と言いながら足を蹴り上げた。

 あともう少し…
 おしい!

 をくり返した。

 あともう少し…
 おしい!
 あともう少し…
 おしい!
 あともう少し…
 おしい!
 あともう少し…
 おしい!
 ふー ふー
 あともう少し…
 おしい!
 あともう少し…
 おしい!
 できた!


 今のはまぐれかもしれないからもう一度…


 エイッ

 できた!
 できた!できた!できたー!!



完全にはコツを思い出せていないけど、出来た。



逆上がりが出来た時の感動を、人生で2回も味わえるなんて。
いや、子供のときよりも、大人になってからの方が喜びは大きかった。


鉄棒に限らず、昔できたから、今もできる。
そうは限らないということを最近よく痛感する。

ずっとできるようでありたいなら、続けなくては。




次の日、ひどい筋肉痛になった。

うれしかった。






* * * * *