2012年7月31日火曜日

「 遊び 」


今日、会った友達がこんなことを言っていた。


「 最近毎日違う誰かと会っていて、小学生の頃みたい 」と。





小学生の頃は、学校が終わった後、
毎日外が暗くなるまで遊んでいた。

鬼ごっこをしたり、滑り台やブランコであそんだり。
あの時間がとっても楽しかったけど、
大人になるにつれてしなくなっていった。


遊ぶ時間が合う友達が少なくなっているってのもあるけど、
自分の中の遊び心が小さくなっているような気もする。

大人になっての遊びは、今までお酒を飲むことのような気がしてたけど、
お酒は好きだけど、遊びの領域までは届いていない。
遊んだーって思う時は、もっと違う気持ちになる。

カラオケでも足りない。
語り合っても足りない。

わたしが覚えた遊びの原点は、「鬼ごっこ」なんだと思う。

そこにはスリルと体力の消耗が関係している。



そんな中、わたしの見つけた遊びが山登り。


山を登っていると、
昔鬼ごっこして遊んでいたときのような気持ちになる。
きつい道があったり、息がきれたり、
お弁当が美味しかったり、夜ぐっすり眠れたり。

そういうのを全部ひっくるめて、遊んだ気持ちになる。




来月富士山に登る。


私にとって富士登山は、
大人になってから見つけた遊びの一つ。




日常の中にエキサイティングを感じたい。

これから年を重ねて行く中で、
身体が覚えている遊びを
忘れたくないって思った。





* * * * *

2012年7月26日木曜日

「 ちびる 」


ちびるとは、決してちびまる子ちゃんの略語ではなく
おしっこを少し漏らしてしまうという意味です。

最近はないけど、
わたしはわりとちびってしまう方です。

どういう時にちびってしまうかというと、
笑いすぎた時です。
お腹がはちきれそうなくらい笑うと、
同時にちびってしまいます。

でも最近は、
ちびるほど笑っていません。
涙が出るほど笑うことはあっても、
ちびるほどではありません。

きっと、ちびるほどの笑いは、
私の中で最高レベルの笑いなのだと思います。


楽しいことは毎日たくさんあるのに、

「ちびらんなぁ〜」(←松本人志のすべらない話風「すべらんな〜」)






* * * * *

2012年7月25日水曜日

「 スパッツ 」


わたしの好きな着るものは、
だんっとつ、スパッツです。

これは、小学生の時から変わりません。


着方はこうです。

長めのTシャツにスパッツという組み合わせです。
これが大好きなんです。
着ていて気持ちいいんです。
気分はサイコー。
できれば冬もTシャツにスパッツで過ごしたいのですが、
どうしても寒さに負けてしまいます。


でも最近、気がついたことがありました。

このままでは、大阪のおばちゃんに一直線で向かっているのではないかと。
いつか私は、ヒョウ柄のシャツにツルツルのスパッツをはく日が来るのではないかと。



ジャングルジムで遊んでいたあの頃、
わたしはスパッツをずーっと着ていられるって信じていました。


こんな日が来るなんて。
ずるいよ神様。


なんとかして、
ずっとスパッツをおしゃれに着こなせる方法はないだろうか。

模索中であります。





しかし一つだけ変わらぬ気持ちで言えることは、


「わたしは心から、スパッツを愛しています。」


 ソーメン


* * * * *

2012年7月24日火曜日

「 給食の味 」


私は松本人志の○○な話系が大好きなのですが、
その中で、まっちゃんが「ミートソース」の話をしていた回がありました。

まっちゃんは、今まで色々なミートスパゲティーを食べて来たけれど、
自分ちで食べたミートスパゲティ以上の美味しいものに出会ったことがない
という話でした。

まっちゃんはその作り方を大人になってから母親に聞いたそうです。

その作り方とはとても簡単で、
たまねぎをみじん切りにしてひき肉と和えてケチャップで混ぜるだけだったそうです。



その話を聞いたあと、さっそくわたしも真似して作ってみました。

そのミートスパゲティは超美味しいか?と言われれば普通なのですが、
昔なつかしの醤油ラーメン的なポジションの味がして、
なんか食べたくなっちゃう味なんです。



それをバイト先の店長に話しました。

店長は日本料理屋でみっちり修行を積んだ料理人ですので、
反応はいまいちでしたが、それをまかないでつくり食べてもらった答えは

「 おかわり! 」

でした。

それからわたしは、まっちゃんのスパゲティを何かにつけては
口に出していたのでバイト先ではだいぶ浸透してきました。



そんな中、
うちのバイト先の中で最も好き嫌いの多い男の子がいるのですが、
彼にまっちゃんのスパゲティを食べてもらいました。
彼は鶏肉も食べれないし野菜もほとんど苦手です。
好きな食べ物はマンゴーだそうで、マクドナルドは神だそうです。



そんな偏食の彼に食べてもらったその答えは、

「 給食の味がする 」でした。


わたしは、あぁ、だめかぁ〜 と思ったのですが、
彼は続けてこう言いました、

「 給食のミートスパゲティーって美味しくなかったですか? 」
               (美味しいという意味)

でした。

合格です。合格をいただきました。

自分が発案した料理ではなかったのですが、
とてもうれしかったです。



私は給食であまり美味しかった記憶ってないのですが、
近ごろの給食って美味しいみたいです。



舌というのは、美味しいと言われるものを食べれば食べるほど
どんどん贅沢になっていくけれど、
普通の味というものには勝てないんじゃないかな?
と思いました。



大人になってよく思うことは、
高けりゃ美味いか?って言ったらそんなことはなくて、
一緒に食べる人だったり、その食べ物の思い出だったり、
シュチュエーションだったりで味は変わるんです。


絶対美味しいものなんて、この世にないと思うんです。

でも、どんなものでも美味しいものになる時ってあるんですよ。



そんな感じです。

そんなを感じたんです。





給食の味っていーね

やったね!まっちゃん!


美味しいって一緒に言えるっていーーな

* * * * *

2012年7月20日金曜日

「 すいかとなみだ 」

バイト先の高校三年生の男の子が今日泣いた。

詳しいことは分からないけど、
店長と話をしていて急に泣き出した。

普段の様子からいうと泣くような子ではないのだけど。


頭の中で、胸の中で考えていることはいっぱいあったみたいで
顔を覆いながら、鼻をかみながら泣いていた。



ふと思い出したことがあった。
私も高校生のとき、親に携帯電話が欲しいと言ったら
反対されて泣いたことがあった。

その時母には、
「そんなに、泣くほど欲しいの?」
と言われたけど、反対されたことに泣いたのではなく、
親の心情をしって泣いた。その時はうまく言葉に表せなくて、

「なんかよくわかんないけど、涙が出てくるんだよ!!」

とかいって泣いていたと思うけど、
親の気持ちが大きく大きくなって自分に入ってきて
受け止めきれなくなって涙が出た。


母はこういっていた。

「携帯をもつことは、想像力が失われていくことになる。
 友達と待ち合わせをしていて、遅刻してしまう時、
 電話一本で相手に心配をかけないですむかもしれない。
 でもそれは、想像力を削られることになる。

 連絡がとれないということは、相手に何かあったのではないかと考える。
 来る途中に事故にあったのかもしれない、病気でこれなくなったのかもしれない、
 悪い人に誘拐されたかもしれない。」

他にも色々話していたけど、
私は自分が考えてもみなかった心配を母がしていたことを、
なかなか受け止めきれずにいて泣きながら聞いていた。
なので他に何を言っていたのか覚えていない。

でも、言わんとしていることは伝わった。




今日泣いていた彼も、

色んな色々があふれて泣いていたのではないかなと思った。

そして店長は、その隣でいつもとは違うやさしい顔をしていた。




今日は差し入れでまんまるのすいかをいただいた。

それを食べるころには、いつもの高校三年生の彼にもどっており、
そのすいかをみんなに切ってくれた。

半分に切って、そのまた半分に切って、

「食べやすいようにうすく切ったら?」とわたしが言うと

「景気よく食べましょうよ〜!」といつもの明るい調子で返ってきた。



お客さんの席から塩を持ってきて、
それを降りながら食べる姿はやっぱりお行儀が悪かったけど、

「おいしい?」


と聞くと、
にこっと笑ってうなずいた。


きっと今日の出来事は、
彼の心に遠くの遠い日まで残るんだと思う。


泣いたあとにすいかを食べた記憶が、
いつまでもしょっぱくて甘い記憶でありますように。



* * * * *

2012年7月19日木曜日

「  会 話  」


高校生と話しをしていると、
変化球の球を投げたときの返しが面白い。

分かっていて意地悪な返事をした時のうれしそうな顔。

当たり前じゃないものを、たくさん知ってもらいたいと思う。

答えがたくさんあり、人には色々な考え方があることを
実感してもらいたい。



「 今の流れからいくと、そういう答えは違うでしょっ 」


といった、お行儀の悪いあの子の顔。


面白いって思ってるくせにー とわたしは思っている。

実は彼、めんどくさがっているかもしれないけど。



何となく、おやじギャグというものの意味がわかってきた気がする。


年が離れた人間同士の会話って楽しい。

ささいな言葉の奥にあるものを
見落としたくないと思う。



* * * * *

2012年7月18日水曜日

「 真夜中のポテトサラダ 」




きのうから、ポテトサラダが
食べたくて、食べたくて、しかたありませんでした。

私にとって、
こんな日が来るなんて、思ってもみませんでした。


女の人はおいもが好きな人が多いのですが、
わたしは芋系がどうも好きではありません。

食べるとお腹がずっしりするし、パサパサした舌触りも苦手です。
だからと言ってきらいかと言われたらそんなことはなくて、
美味しいと思うけど好きではないだけです。

自分からポテトサラダを作る
なんてことも今まで一度もありませんでした。



しかし、ある日のことでした。

バイト先のまかないが、カラ揚げだった日です。
わたしはごはん茶碗にカラ揚げをのせ、
その横になんとなくポテトサラダを添えて食べました。


カラ揚げ、ごはん、ポテサラ

カラ揚げ、ごはん、ポテサラ


口の中でそう繰り返し食べていると、
ポテサラがカラ揚げに実にマッチしていることに気づきました。
このふたつは、とても相性のいいユニットになれると確信しました。


その日からです。

あのポテトサラダの口の中に広がるメロディを
再び味わいたくなったのは。




ラー♪


  ラー♪


    ラー♪


      ポテサラー♪



























今夜2杯目のポテサラ




じゃがいもはレンチンで6分(小ぶりのじゃがだったので)
ハムときゅうりとたまねぎで和えて塩こしょう&マヨとチョイから(からし)
クリームチーズが冷蔵庫で居眠りしていたので隠し味に入れて
夜中でも、20分で出来上がり!


食べたくなったら、
真夜中でも簡単ポテサラ!






今夜は消化する前に寝てしまいそうだけど

満足じゃぁ〜 ぁ〜




* * * * * *

2012年7月17日火曜日

「  鳥 は な  」


おーいすぃー 焼き鳥屋さんを見つけたよ。

誰にも教えたくないけど、
おいしすぎて言わずにはいられないよぉ。


この前、姉に会った時、
「ちょうちん」って串を教えてもらってから
「ちょうちん」ってやつが食べたくて食べたくて
探して見つけたお店「 鳥はな 」
府中にあります。


お初の「ちょうちん」うっまーっと思いきや、
ファーストで口に入れたレバーの方が美味しさ大(ダイ)過ぎて感動薄(ウス)。
さいきん知った部位、「はつもと」はナンバーワン!でした。

白玉ってヤツがあって、なんだろう?と思って頼んだら、
うずらの卵の串が出てきたのですが、なんと半熟うずら。


う、うずらの半熟なんてできんのー?
何秒ゆでてんのー?

感動。


ご興味のある方は、
ぜひ予約して行ってみて下さい。

レバーとはつもとオススメです。


* * * * *

2012年7月8日日曜日

「  七 夕  」






















小学生からの友達が今月引っ越しをしてしまうというので
七夕の日、仲のよい仲間で集まりお別れ会をしてきました。

短冊にみんなでお願いごとを書いて記念写真も撮りました。


みんなでお泊まり会や誕生日会をやった思い出深いその子の家は、
みんなが育った大事な家でした。


結婚をして子供がいて、もうすぐ家を買うという友達がいて
大人になってからできた友達だったら
この年になるとわりと当たり前のことなんだけど
昔からの友達がそんなんになってると、不思議で面白いです。





「 おばあちゃんになってもともだちでいようね 」

「 うん 」


友達とそう言い合った日のことを思い出しました。

その日はそう遠くもないのかもしれません。




* * * * *