2014年6月10日火曜日

「 叙々苑 焼き肉のタレ 」


その日は急に焼き肉丼が食べたくなった。

炊きたてのご飯にお肉をのせて、
白髪葱をたくさんのっけたやつが頭に浮かんだ。


さっそくスーパーへ行った。
運良くその日はお肉のセールをしていて
いい牛肉が半額で手に入った。



タレを叙々苑の焼き肉のタレにした。
焼き肉のタレの相場はだいたい200円〜500円で
叙々苑のタレは1位2位を争うお値段だった。

お肉が半額浮いたこともあり、
ビンボーなくせに奮発してしまった。

お店の叙々苑には、人生で二回だけ行ったことがあるけど、
お肉の味もタレの違いも分からない年だったので記憶は無いに等しい。
でもイメージは、高くて旨くて歌舞伎役者の海老蔵がよく行く店という感じ。



家に帰り、肉を焼いた。
焼いた肉に叙々苑のタレをケチらずにかけた。
炊きたてのご飯にそのお肉と、白髪葱をたっぷりのせ焼き肉丼が完成した。


これまで私は焼き肉のタレをあまり買ったことがなかった、
だから正直、叙々苑のタレが200円のタレとどう違うのか分からなかった。
でも食べたいときに食べれた焼き肉丼は、かなり美味しく気持ちは満たされた。




私は牛肉を食べ慣れていないのだと思う。
牛肉ならなんでも美味しいと思ってしまう。

牛肉の美味しさは、スジがあるかないかぐらいしか気にならず、
その他の部分の美味しさの違いなんてたぶん分からない。
パサパサでも固くても牛肉なら好き。

だから先日の焼き肉丼も、牛肉だったから美味しかった。
そこに叙々苑のタレがどう絡もうが私の舌は
牛肉が食べれたことですでに満足していたのかもしれない。





しかし数日後、叙々苑のタレの威力を知ることとなった…



何となく焼いた豚肉に、
何となくこの前の焼き肉丼であまった叙々苑のタレをかけてみた。
何となく食べていると、豚肉が数十倍も美味しくなっていることに気がつく。


うっまい!


これなら豚肉で焼き肉丼が出来てしまう!
っと思えるくらい美味しかった。


さすが叙々苑!!
と思った瞬間だった。


次は、鳥肉で試してみようと思った。



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