2014年10月3日金曜日

「 心臓がとびでそうなくらい感動したい 」


夏を境に生活が一変した
一番変わったところは、自分の思うように
時間が使えなくなったこと


生活が変わり、何週間か経った頃
自分の中に何か不安なものがころころしているように思えた
これは何だろう、わたしは何が不安なんだろう
何日かその不安をころがしながら過ごしていた
そしてふと、そのころころの原因がわかってきた


今日はこれをやろう、後でこれをやろう
そう思っていることがことごとく出来ないでいた
いつもあたり前にできていたことが出来ない
でもそれらはたいしたことではなかったので問題ではなかった



ただ、わたしの不安はそれにつながっていた


出来ていたことが出来なくなって
出来ないことがあたり前になって
それらを忘れてしまうことが不安だった


目の前の生活にただ流されてしまうことに不安を感じていた







自分のやりたいことが分かるようになってから
日常生活と自分の人生の時間が重なって進むようになった
何でもないことが絵になり、ささいなことが言葉に残った

この生き方をわたしは気に入っていた
そしてこれからもそうしていきたいと思っていた

これは生活だけに流されてはできないことであって
自分の人生だけを追ってもできないことだった


目の前の生活だけになりそうで私は不安を感じていた



今やりたいことが出来なくても
そのことを忘れなければ、きっとわたしの人生は
今までのように生活に重なり進んでいくのだと思う
この生活も、わたしの人生の一部で
私は今もあの山を目指して旅している



あぁ、不安を言葉に噛み砕く事ができた








昔、ブログか手帳かどこかに書いたことがあった

「 心臓がとびでそうなくらい感動したい 」と






今、目の前の人生が

心臓が飛び出そうなくらい

楽しいものに思えてきた




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