私は文字を読むのが苦手です。
どうしても読みたくないのに
読まなければいけない文章は
人差し指で文を追いながら、音読します。
でも、音読していると、
読み方のわからない漢字が出て来て
適当に読み上げている自分がいて恥ずかしくなります。
小学生の時私は、
担任の先生の一言に反発して
「 漢字を使わないで生きてやる 」
と心に誓いました。
中学校や高校など、学校にいる間は
自分中心に世界は回っていると思っていたので
得に困る事はありませんでしたが、
社会に出て、先生のおっしゃる意味が
本当に身にしみて分かりました。
とにかく、漢字(と文章)が読めなくて
資料一枚読み終えるのに時間がかかり困りました。
ついでに言葉の意味も分からないので
自分の中に内容が全く入ってきませんでした。
しかし、こうした身にしみて困る体験というのは
自分にとってもプラスになり今ではありがたい体験となりました。
恥をかくことも自分を大きく変えるきっかけになっています。
今では、辞書を側におく生活をしています。
新聞を読んでいて分からない文章や漢字が出て来たら調べる。
読み終わるのに人一倍時間はかかりますが
この年で辞書を開くと、小学生の自分では
分からなかった本当の意味が分かる瞬間があります。
改めて知る言葉の意味に酔いしれることもあります。
わたしは、この体験をし、そして将来の目標を持つようになってから
日々の生活と「学び」とが固く手を組むようになりました。
世間のニュースを知らなくて、恥をかきそうだ!!というとき、
「 学びのチャ〜ンス☆ 」という声が聞こえてきます。
(それはそれはうさんくさい声で)
でも…知らないことが多過ぎて
損をしていることも確かです。
今の私は、未来のわたしに、
大恥をかかせることがあるかもしれません。
でも、そうであって欲しいと思います。
年の数だけいつまでも成長し続けたいです。
チャンちゃん
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