2013年1月13日日曜日

「 恥体験 〜学び〜 」


私は文字を読むのが苦手です。
どうしても読みたくないのに
読まなければいけない文章は
人差し指で文を追いながら、音読します。

でも、音読していると、
読み方のわからない漢字が出て来て
適当に読み上げている自分がいて恥ずかしくなります。



小学生の時私は、
担任の先生の一言に反発して
「 漢字を使わないで生きてやる 」
と心に誓いました。

中学校や高校など、学校にいる間は
自分中心に世界は回っていると思っていたので
得に困る事はありませんでしたが、
社会に出て、先生のおっしゃる意味が
本当に身にしみて分かりました。

とにかく、漢字(と文章)が読めなくて
資料一枚読み終えるのに時間がかかり困りました。
ついでに言葉の意味も分からないので
自分の中に内容が全く入ってきませんでした。


しかし、こうした身にしみて困る体験というのは
自分にとってもプラスになり今ではありがたい体験となりました。
恥をかくことも自分を大きく変えるきっかけになっています。





今では、辞書を側におく生活をしています。
新聞を読んでいて分からない文章や漢字が出て来たら調べる。
読み終わるのに人一倍時間はかかりますが
この年で辞書を開くと、小学生の自分では
分からなかった本当の意味が分かる瞬間があります。
改めて知る言葉の意味に酔いしれることもあります。

わたしは、この体験をし、そして将来の目標を持つようになってから
日々の生活と「学び」とが固く手を組むようになりました。

世間のニュースを知らなくて、恥をかきそうだ!!というとき、

「 学びのチャ〜ンス☆ 」という声が聞こえてきます。
(それはそれはうさんくさい声で)




でも…知らないことが多過ぎて
損をしていることも確かです。



今の私は、未来のわたしに、
大恥をかかせることがあるかもしれません。


でも、そうであって欲しいと思います。
年の数だけいつまでも成長し続けたいです。



チャンちゃん



* * * * *

0 件のコメント:

コメントを投稿